Slack Key Guitar: The Artistry of Sonny Lim
ハワイには、日本ではあまり知られていない素晴らしいミュージシャンがたくさんいる。特にギターの分野では、スラックギターというハワイならではの独自の奏法による優れた演奏家が多い。ソニー・リムもその一人。
Slack Key Guitar: The Artistry of Sonny Lim(Palm Records)は、ハワイのスラック・キー・ギターの名手、ソニー・リム(SONNY LIM)の代表作ともいえる、グラミー賞受賞ソロアルバム。このアルバム、実はホノルルのタワーレコード(現在閉店)で入手した。
ソニー・リムは、ハワイの有名な音楽一家であるLIMファミリーのひとり。ビッグアイランドで生まれた。
ビッグアイランドはハワイのカウボーイ・カントリー文化の発祥の地であり、そこで育ったソニーのギターも当然カントリーの影響を受けている。でもこのアルバムは、メインランドのカントリー・ミュージックよりも、ハワイのトラディッショナル・ルーツをベースに彼の持ち味が生かされ、コンテンポラリーでさわやかだ。もちろん全曲アコースティックギターのソロ。
アルバム全体を包み込む、スローライフな時間の流れは、忙しい生活のひとときをリラックスさせ、ゆったりとした気分にしてくれる。大半はソニー・リムのオリジナル曲で、ブルースやラグなども入っている(2曲目)。
なお、彼の演奏が2曲入っている、アルバム”SLACK KEY GUITAR Volume 2“も一昨年度のグラミー賞に輝いた。