ラブラドールが聴いた今日のジャズ-第6回- リカード・ボサノヴァ / Harry Allen

41w2cpatj5l_sl500_aa240_

リカード・ボサノヴァ

Django:「先ほど主人が買ってきたCDのジャケットを見たら、犬が写っていた。たぶん、ジャケットに魅せられて買ってきたのだろう。でも聴いてみるとなかなかいい曲ばかり。梅雨のこの時期にぴったり。軽くて気楽に聴けるジャズの定番はやっぱりボサノヴァだ。

アルバムタイトルは、リカード・ボサノヴァ。演奏は、ハリー・アレン(Harry Allen)。以前に紹介したスコット・ハミルトンとならび、オールドファッションというか、スイング時代に逆戻りしたような古いスタイルにこだわるサックスを奏でる。

でも、実際の演奏は決して古くさくはなく、今の時代にぴったりというか、とても温もりがあり、リラックスできる。曲目は、ボサノヴァの名曲がズラリ。コルコヴァード、カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)、イパネマの娘をはじめ、アルバムタイトル曲のリカード・ボサノヴァなど。2006年にリリースされたアルバムなので録音も優秀だ。蒸し暑い季節にこれをかけると除湿器に早変わり? 今の季節におすすめのアルバム。」
 

コメントを残す