第95回 不滅のジャズ名曲-その95-ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス(Polka Dots And Moonbeams)

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ニューヨーク・ララバイ

Django:「第91回で採り上げた、フランチェスコ・カフィーソ(Francesco Cafiso)のファーストアルバム。2005年NYで録音。当時弱冠16歳。アルバム名は、ニューヨーク・ララバイ/フランチェスコ・カフィーソ・ニューヨーク・カルテット。パーカー直系のスタイルを完全に自分のものとし、実に表情豊かに歌っている。」

Murphy:「これもヴィーナス・レコードからリリースされたの?」

D:「そう。1曲目のバードランドの子守歌を聴いたとたん、とても16歳の少年とは思えなかった。表現の幅の広さ、堂々としたプレイに驚かされてしまう。力もあり、しかも歌うような演奏。リズム感が抜群だ。

ところで、Jimmy Van Heusen作曲のポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス(Polka Dots And Moonbeams)が3曲目に入っている。この曲は、1940年に作られ、フランク・シナトラが歌い大ヒットした。ウエス・モンゴメリーやビル・エバンスをはじめ多くのプレーヤーがこの曲を吹き込んでいる。名曲だ。そして名演奏だ。」

第91回 不滅のジャズ名曲-その91-マイルストーンズ(Milestones)

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天国への七つの階段

Django:「 イタリアの10代の若手アルト・サックス奏者、フランチェスコ・カフィーソ(Francesco Cafiso)のセカンドアルバム。アルバム・タイトルは、天国への七つの階段(Seven Steps To Heaven)。2006年1月録音。1989年生まれだから当時17歳。パーカー直系のスタイルをわがものにして、現在急成長中。」

Murphy:「確かデビューアルバムは、ニューヨーク・ララバイで16歳のときだったね。」

D:「今回のセカンドアルバムは、全編バラードの一作目とは打って変わって、アップテンポの曲を収録しパワフルだ。アルバムの6曲目には、マイルスの名曲、マイルストーンズ(Milestones)を吹き込んでいる。これがまた素晴らしい。」